社会保険労務士の子守熊です。


商売をする以上、だいたいの会社では「商品の仕入」があるものです。

財務諸表のうち、その期の営業成績を表す損益計算書がありますが、やはり勘定科目には「仕入高」というものがあります。

建設会社では、木材やブロックの仕入。
飲食店では、食品の仕入。
雑貨屋では、雑貨の仕入。
 
しかし、すべての業種に仕入高があるわけてはありません。

派遣会社には一般的に仕入という勘定科目はないと思いますが、代わりにサービス力を生み出してくれる、人材という仕入(財務諸表では給与手当等に分類される)があります。

士業でも、一般には仕入という勘定科目はあまりないかと思います。
しかし知識という仕入はあります。

その知識は、所属する士業の県会(社労士なら都道府県社労士会)などで開催される研修会というものがあるし、同業者との情報交換という形もあります。書籍やインターネットからの知識の仕入れもあります。
ときにはその仕入は高価なものもあれば、ただ同然で入手、というものもあります。

いちばんいいのは、安く仕入れた情報、知識が、最大の効果(信用)を生み出すことですね。
そうみると、士業の仕入は無限大ですね。